有本君へ/景観とか土木とか/花田

有本君(遠藤研)へ。
ウェルカムツーハナダケン!
他研究室の学生さんも大歓迎です。ただし特別料金ね(笑)。

有本君の考えていることは、都市における人工的な風景の自然さについて、といった感じですね。
僕の演習課題でそのアイディアを聞いて以来、面白くなる可能性大と思っています。

たとえば、樹木が地面に落とす光と影のちらちらと、都会のアスファルト道路に落ちるネットフェンスが落とす光と影のちらちらの違い:均質vs.ゆらぎ よく知らないけど光の「回折」現象の何らかの差
たとえば、スイスの山道と草原の境目と、都会の歩道と車道の境目の違い:段差・縁石・ガードレール等の有無
たとえば、風景の背景としての山並みの輪郭と、都会のビル群の輪郭線の差

そういったものを丹念に分析することで、現代的な感性の構造が引き出せるのではないか、そんなイメージですよね。

とりあえず、景観、土木、産業 といったキーワードで情報収集してみよう。

ただ、僕はこういう分野は詳しくないし、そもそも「景観」という言葉には懐疑的というか苦手なので、たまたま知っている資料しか挙げられないけど、それぞれの引用文献等をたどれば、何かヒントはあるでしょう。仮になくても、基礎的文献だから要チェック。

●片木篤『テクノスケープ―都市基盤の技術とデザイン』(鹿島出版会)
片木さんは名古屋大学の建築の先生。

大阪工大の岡田昌彰さんの研究
まずは、『テクノスケープ~同化と異化の景観論』(鹿島出版会)をさらっと見てみて。
上記リストのうちの論文の多くはダウンロードできるようになっていますね。

●青木君も駆け出しの頃、「土木」に興味を持ち、雑誌に面白い連載をしています。スタッフ全員でいろんな場所に行き観察した結果を書いています。まだ仕事が多くなかったんだね。
彼の事務所のサイトに載っている情報から拾うと以下のような文章。
こっちの方が有本君の感覚にはフィットするだろうな。
『建築技術』のバックナンバーは図書館にあると思うよ。
『建築仕上技術』はないと思うので、図書館のカウンターで相談し、所蔵機関に複写依頼を出してもらうといい。

「仕上探偵団 - 島の仕上」 (連載) 『建築技術』9310 / 建築技術
「仕上探偵団 - クレーン」 (連載) 『建築技術』9308 / 建築技術
「仕上探偵団 - 仕上探偵団の目標」 (連載) 『建築技術』9306 / 建築技術
「仕上探偵団 - 頭上に気をつけろ」 (連載) 『建築仕上技術』9302 / 工文社
「仕上探偵団 - 『力』の仕上」 (連載) 『建築仕上技術』9212 / 工文社
「仕上探偵団 - プラスティックの社会」 (連載) 『建築仕上技術』9210 / 工文社
「仕上探偵団 - 仕上とは何だろう?」 (連載) 『建築仕上技術』9208 / 工文社

ともかく、こういった資料のコピーの束をつくり、ささっと読んでいくこと。
ぼやーっと考えていても、何も前には進まない。
(花田研のみんなもね)
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by hanadalab-soturon | 2010-06-20 23:45 | 2010年度卒論ゼミ
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